#42 去年一番悔しかったこと
去年一番悔しかったことは、社会人リーグの最終節。
去年の11月、僕の所属する社会人チームは、最終節の試合に勝てば昇格戦に進めるという大一番だった。
相手は昇格も降格もかかっていないチームで、相手にとっては消化試合、僕らにとっては大事な試合という状況だった。
普段からトレーニングマッチを組んでも勝つような相手だったから、普通にやれれば勝てるだろうと感じていた。
しかし、一試合通してチーム全体がフワフワしている感じで、余計なファウルや審判への不要な抗議で自分たちの流れを自分たちで止めているような、そんな感じだった。
いつ隙をつかれてもおかしくない状況で、結局僕らのビルドアップ時のパスミスから失点。
試合は2-2の引き分けで、僕らの昇格の可能性は消滅した。
普通にやれば勝てる相手に勝てず、自分たちのミスで昇格を逃した。
今年こそはやれると思って一年間やってきていたから、試合後は悔しいというより、また来年も2部でやらないといけないのかという絶望感でいっぱいだった。
当時は、試合展開を変えられるような力が自分にないのも許せなかったが、試合で余計なファウルやら審判への不要な抗議で、チームの流れをぶっ壊そうとするチームメイトにも許せなかった。
試合後に泣いている選手もいたし、頭をかかえ俯く選手もいた。
そんな絶望した雰囲気を感じたのはチームに入って初めてだった。
当時は本当に悔しかったし、立ち直るのにも時間がかかった。
だけど、その時の悔しさが今年の原動力になっているのもある。
あの時の悔しさを今年ぶつけて絶対昇格したいという思いがある。
おそらくチームメイトも同じ気持ちだと思う。
リーグ戦がいつ始まるのかわからないけど、去年の悔しさを糧に取り組んでいきたい。
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