#301 飯が食えること
大学2,3年生の頃、海外への一人旅にハマっていた時期があった。
自分が行く国を決める基準は、物価が安くて、日本よりも貧困であることだった。
そこに行くと自分の日本での生活や、日本という環境に生まれたことがどれだけ有難いか実感できる。
衣食住に不自由しないこと、特に食のありがたみが心の底から実感でき、その感覚が好きだった。
最後に海外に行ってから1年半が過ぎ、最近ではそのような実感を感じることもあまりなくなってきた。
普段の生活が当たり前のように感じる、これはまずいと思って、ネットフリックスで見た番組がある。
それが、「ハイパーハードボイルド・グルメリポート」というやつだ。
元々ネットフリックスの中でも大好きな番組で、昨日久しぶりに再視聴した。
・かつて人食い兵と呼ばれた、リベリア元少女兵の飯
・セルビア、不法難民の飯
・アメリカ刑務所出所して最初に食う飯
・ネパール、物乞い物拾い家族の飯
などシリーズは様々で、中には顔をしかめてしまうような場面もあるが、とても勉強になる。
昨日久しぶりにシリーズの半分ほどを見て、再度自分の置かれた環境への感謝の気持ちが強くなった。
僕らが好きなことができたり、夢を追えることは当然ではなく、夢を追えるほどの余裕がある生活ができるということ。
せっかくこんな素晴らしい環境にいるのだから、いろんなことに挑戦していかないともったいない。
日々感謝して、日々を大切に過ごしていきたい。