#339 宿題を終わらせる
最近感じるんだけど、「大人になってからのやりたいこと」と「小学生の頃の夏休みの宿題」って同じような気がする。
誰しも必ず夏休みの宿題って経験してきていると思うし、その中で夏休みの終盤まで宿題をためてしまい、絶望したという経験をした人も多いだろう。
この夏休みの宿題をずーと溜めたままの状態と大人になってからの状態が似ている気がする。
大人になってからの宿題は「自分がやりたかったこと」である。
けどそれらをほったらかしている間にやりたいことは溜まり、片付けようとも手が回らない詰み状態になってしまう。
「こんなことしたかったんだよ」、「これに挑戦したかった」
「だけど立場的に、状況的に年齢的にもう無理だ」
これらは宿題(自分がやりたかったこと)を夏休み終盤(人生の終盤)までやらずにほったらかした結果である。
夏休みの宿題は誰かが手伝ってくれたり、先生が締め切りを延ばしてくれるだろうが残念ながら人生そのものに先生も締め切りを延ばすこともない。
今やっていることが自分の人生の宿題を終わらせるために不必要な時間であるならば、夏休みが終わりに近づく前に考え直した方が良いと思う。
タイミングが来たら、チャンスが来たらと言っているのは、小学生が明日から頑張るからと言っているのと同じで、宿題の先送りでしかない。
もちろん宿題を終わらせる義務はないけど、せっかく宿題があるならやった方が楽しいんじゃないかな。
大人になっても宿題をほったらかしにしないように意識して生きていきたい。