#359 その場の運
今日から新年度になり、多くの人の取り巻く環境が変わる。
自分はこれまで通りサッカー中心の生活を送り、渡航に備える。
家は出ていかないので、今月から生活費を両親に支払い住ませてもらう。
好きなことをやれているという奇跡に感謝しながら、今月も生活していきたい。
最近は、オーディオブックで「バッタを倒しにアフリカへ」という本を聴き進めている。
ファーブル昆虫記を夢中に読んだ少年が時を経て昆虫学者となり、バッタ博士となり、アフリカで天災と呼ばれるほどの破天荒バッタの研究を進めるため、単身モーリタニアへと渡った男の話。
好きなことで生きていくヒントが隠された、バッタへの狂信的な愛に溢れた男の物語なんだけど、これがとても面白い。
苦戦する現地での生活、迷子になる砂漠、周りに認められない歯がゆさなど、様々な場面でどのようにこの困難を乗り越えていったのか、自分に照らし合わせて読み進めた。
やっぱり思うに、そういう来るところまで来るとある程度のポテンシャルだけでは太刀打ちできない困難がある。
そういうときはその場のノリや運に助けられることは多い気がする。
自分の力ではどうしようもない時には、その場のノリや運に任せれば、着くべき場所に勝手に運んでくれると思う。
斜に構えすぎず、柔軟で快活な彼のような人生を過ごしたい。
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