1年前、僕はひょんなことからキリマンジャロに登りたいと思った。

キリマンジャロとは、タンザニアにあるアフリカ最高峰の山だ。

登山家でなくても登れる、ということだったのでアルバイトでお金を貯めてアフリカに向かった。

 

その時は、親にも猛反対され、せめて富士山に登ってから考えなさいと言われた。

それもそのはずで、僕はこれまで高尾山くらしか登ったことがなかったので、山登りに関しては完全な素人だった。

 

それでもやればできるから、と親の反対を押し切りキリマンジャロに挑戦した。

結果的にキリマンジャロ登頂には成功した。

高山病から来る吐き気やめまい、頭痛、寒さに悩ませながらも気合いで登り切った。

「やればできる」を証明した瞬間でもあった。

 

「やればできる」

この言葉は、自分が幼い頃大人たちにさんざん言われてきた記憶がある。

リフティング、鉄棒、算数の問題、できないとぐずっていた僕を励ますためなのか、「やればできるから頑張って」と大人たちは言ってきた。

 

僕も週末はサッカーのコーチをしているので、子供たちに指導するときには「やればできるから!」と言うこともある。

それを聞いた子供たちは、やればできるんだと奮闘して挑戦してくれる。

 

だが、年を重ねるとやればできると言われることも、自分に言い聞かせることもしなくなる。

やればできると子供に言うのに、自分に言い聞かせることもなくなってくる。

自分は年だから、やっても無理だから何かと理由をつけて、やってもないのに諦める。

僕も少し前までそうだった。

 

年齢も何も関係ない。思い立った時が旬だ。

「やればできる」この言葉と共に夢に向かって挑戦する。

そもそもやろうとしなければ何もできないから。

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